(半巾帯 折り鶴)
「今日は早起きをして家事を済ませ、着物を着てきました!」と爽やかに登場のマユさん!
絽着物の完璧な着付けに、『お見事!よくぞここまで育ってくれました(^^)/』
「覚えられなぁい!」と通いはじめはよく固まっていたマユさんですが、諦めずにコツコツと頑張ってきた成果が出てきました。
夏着物は袷や単衣の着物と着付け方は同じですが、薄物なので襦袢の色が着物に反映されることを考慮して色選びを!
<襦袢の着方:コツ>
コブシ一つ分の衿抜きをしたら、後ろ中心をシッカリ押さえておき、下前の衿先留め位置を決めます。クリップの留め位置はウエストラインより指1本上に。
(衿抜きは好みによって、抜き加減を決めます。)
上前の衿合わせも下前と同じ深さにし、留め位置はウエストラインより指1本上に。(下前の留位置と同じ位置に留めます。)
襦袢をキレイに着ることが出来たら、着物は襦袢に沿わせていくので、仕上がりが綺麗です!(着付けは襦袢の着方次第でキマります。)
<着物の着方:コツ>
裾線を決めたら、左手親指を身八つ口に入れて上方に滑らせると、胸のシワが
とれてキレイ。
胸の下前を一重上げは、上げた布を左に寄せておくと右下のおはしょりの始末が
スッキリ。
まだまだコツはありますが、小出しにします!今後のブログをお楽しみに
(半巾帯結び:七夕)
アリサさん、今回5回目のお稽古です。
通勤途中に見かけた「きもの教室 紫えん華」に興味を持たれて、教室に通いはじめました。
前回までは半巾帯結び2種類から襦袢の着方と進み、今日は浴衣の着付けと半巾帯結びをお稽古しました。
浴衣の着付けは、襦袢の衿合わせと同じなので、アリサさん、初めての浴衣着付けでしたが、思いの外(失礼!)上手に出来ました。
半巾帯結びの2回熨斗目も要領よく結べるようになりました。
時々、「右」「左」「親指」「小指」の指示で混乱していますが、初々しい混乱ぶりです。
さて、着付けも帯結びも上手に完成し、今週末の戸畑提灯山笠に浴衣でお出掛けできるねと話していたら、どうも動きがぎこちない(=_=)。
「アリサさん、浴衣を着ているからって膝を伸ばして歩かなくていいのよぉ!
普通に歩いて。歩幅は足の長さ分出していいから。」
アドバイスが余計混乱させているみたいで、上半身前傾になったり膝折れしたり、チョコチョコ歩きになったりと、アリサさんも自分の歩き方に笑い出す始末。
それではと鏡の前で「歩き方教室」を。いつもは「畳のヘリを踏んではいけません!」と言っているにもかかわらず、ヘリに沿って歩く練習をしました。
「上半身はブレないように尾てい骨に乗せる感じ!」「膝はつっぱらないように!」「歩幅は足の長さ!」…アリサさん笑いが止まらないウォーキング・レッスンでしたが、見事にモデル歩きと相成りました。
本日も充実のお稽古デシタ(^_-)-☆
戸畑提灯山笠:7月24日(金)~7月26日(日)開催予定です。
山笠振興会は今年初めての試みとして、7月1日19時に戸畑駅前と九州工大前駅前で同時に中学生の山笠お囃子・ビラ配布を計画されたようです。九州工大前駅では、地元「小中」山笠が元気にアピールをしました。
「帯結び隊 紫えん華」は「小中山笠世話人」にPR協力を申し出て、急遽駅前広場でのステージと相成りました。
朝から雨模様で、実施が危ぶまれる中、ステージ3時間前にPR決行連絡が入るなど、バタバタの準備でしたが無事に帯結びショーを終えました。
お囃子に合わせて帯結び!
前のベンチでは市民が熱心に観て下さいました。
列車が停車する度に張り切って演じました。(中には動画に収めているオジサンが。)
お囃子隊が移動後も「帯結び隊紫えん華」は、アンコールに応えて帯結びを続けました。約1時間、ほとんどノンストップで楽しみました。
工大前商店街組合の方達も応援に駆け付けてくださり、盛り上げてくださいました。また、ショーには出演されていませんが、「紫えん華きもの教室」の生徒さんがカメラ係や、観客の方達に「前結び」の説明などをするなど、陰で支えてくださり感謝感謝です!