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『和』のお店「紫えん華」には、いたるところに<マライカ>のエスニック
雑貨を使用しています。

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エスニック雑貨は意外と<和もの>ともしっくり馴染みます。ヘアーアクセサリー・指輪・ストールなど安価で楽しめます。小紋や紬・浴衣にグッドです。

今回、「マライカ(イオン八幡東店)」のスタッフさんにお断りして
撮影をしました。(全国にチェーン店があります。)

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フェルトの紐が束になったヘアーアクセサリーです。マライカスタッフさんはカラフルに巻いています。
これをシニヨンのアンコにしたり、髪に編み込んだりしてお団子ヘアーに
すると、ボリュームが出て大きなシニヨンが出来ます。
フェルトが髪を固定してくれて、まとめやすいです。
今日はフェルトを少しのぞかせています。

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      カズさん                  ユウさん
    (江戸熨斗目)              (短い帯で結ぶなにわ結び) 

着物スタイルは「着付け・ヘアーメイク・化粧」とどれも手抜きをせずに装うことが大事です!

着付けがきれいに出来ていても髪がボサボサだと着物の魅力半減!
ノーメイクに近い化粧だと着物に負けてしまいます。
頑張り過ぎず、手を抜かずトータル美を目指しましょう!

いつもは夜コースのカズさん・ユウさんですが、今回は都合で午後コースでのお稽古でした。
お稽古後、食事にお出掛けの予定で、「今日はヘアーメイクも教えてください!」とご希望あり。

以前、職場の着付け部活でも時々ヘアーメイクのお稽古時間?を設けていました。
せっかく着付けができてもヘアーメイクのために美容室に行ったのでは時間もお金もモッタイナイ。自分で髪をまとめることが出来たらもっと着物を気軽に着ることが出来る…。
ということで、マイヘアーメイクセット持参で夜会巻きやシニヨン・編み込みなどを練習していました。

振り袖の時はヘアーアクセサリーやヘアーピースがカバーしてくれるので大丈夫!(自分の結納や友人の結婚式に一人でヘアーメイク・振り袖着付けをして臨んだメンバーは5人!皆、二次会まで崩れなかったとのこと。)
小紋や紬、浴衣のときも少しのテクニックで着物に合うヘアーメイクが簡単に自分で出来ます。

今日は「職場でも合うアップスタイル」をテーマに、『くちばしクリップで簡単に留める夜会巻き』と『レイヤーヘアーを上手くまとめるアップスタイル』を練習しました。

ポイントは頭頂部にボリュームを!です。今回は逆毛を立てずにエアーを入れて若々しくまとめました。

ヘアーメイクは適した道具(ピン類・ゴム類・フォームやジェル・スプレーなど)を使えば楽に完成します。後は着付けと同じく回数を重ねれば要領がわかってきます。

後半の帯結びもノリよく出来ました!

   (ユウさん)「今までシュシュで結ぶだけでした。」
   (カズさん)「ねぇ、食事の前にヘアーアクセサリーを買いに行こうよ!」
   (ユウさん)「くちばしクリップを買おう!」

            IMG_0292.JPG  和裁士 原田さん

「紫えん華 前結びきもの教室」では、身内や知人から譲り受けたお着物や、ご自分の若い頃に仕立てられたお着物でお稽古されている方が多いです。

最近では「リサイクル店でみつけましたぁ!」と、上手なお買い物をされている生徒さんも!

譲ってもらったお着物のサイズが自分にピッタリの方はラッキーです。
少し小さ目のサイズでのお稽古は、テクニックを駆使しています。

着付けは、補整をきちんとして、自分に合ったサイズのお襦袢・お着物を身につければ、楽に、きれいに着付けることが出来ます。

 そこで、和裁士さんの出番です!
和裁士さんは、反物を仕立てるのは勿論ですが寸法のお直しをはじめ、さまざまなご相談にのっていただけます。

 部分的なお直しは、お財布にもやさしいお値段です。
縁あって自分の手元に届いたものです。お直しをして蘇ったお着物は、更に大切に着続けることでしょう。

 和裁士原田さんは、以前テレビで紹介されていて気になっていました。
ご縁があってお会いすることになり、紫えん華生徒さんの「お直し」を引き受けていただくことになりました。

原田さんは、ベテラン和裁士のお母さまと一緒にお仕事をされてぃるそうです。
「『男仕立て』なので仕上がりが良いと聞きますよ。」とのオーナーの声に「いえいえ、男性も女性もそれ程の差はありませんよ。」と、謙虚な方です。(因みに「男仕立て」とは、仕立てる時のスタイルだそうで、胡坐をかいて左足の指に布を挟んで縫っていくスタイルをいうそうです。女性がこのスタイルで縫っても「男仕立て」というそうな。)

 オーナーの着物を仕立てて頂きましたが、こちらの希望をよく聞いて下さり、アドバイスをしてくださるので相談しやすかったです。

カメラを向けると、「恥ずかしい!」とおっしゃるので、下を向いているポーズでご紹介です。

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オーナーの自宅お隣さんが、表装作品をお持ちくださいました。

 趣味の「表装」作品作成を楽しまれているお隣さんです。
「紫えん華」開店前から内装中の店内を確認されて、壁紙の色に合った
掛け軸を作成して戴きました。

 掛け軸は開店に間に合い、教室を格調高く演出しています。

 先日、開店1周年記念フェアに来店頂き、絽の半衿をお買い上げ。
「この柄、好き!気に入ったわぁ!」と。

 でも、お隣さんはお着物をお召しになることはありません。
絽に手書き製品なので少々高額です。

 恐縮していると、「これで作品を作ろうと思う。気に入ったから
欲しい時に買っておかなくちゃ!」と意欲的です。

早速、出来上がった作品をお持ちいただきました。
半衿を切り嵌めされているので掛け軸表面に凹凸はありません。

 葡萄の時期が終わるまで紫えん華着付け教室に展示させていただくことに
なりました。

 絽の半衿がこんな風に変身したことを、半衿の作家さんにお知らせしたいところです。

 皆様、紫えん華のお近くにお越しの際は、是非お立ち寄りいただき、
「葡萄柄の半衿」表装をご覧ください!