「昨年の花火大会には自分で浴衣を着たんですけど、どうもイマイチだったので今年は着せてもらおうと思って!」
と着付け予約に来店された九工大生のカヨさんです。
その時のお話では、昨年はお友達にも着せてあげたとか・・・・・。
実家を離れての学生生活のようで、着付けに必要なアレコレが間に合いません。
わざわざ「紫えん華」を選んでくださったお礼に、ワンポイントレッスンと着付け用のベルト他をお貸しすることにしました。
「前結びの紫えん華」では、『早く、楽に、美しく!』をモットーにしていますので、その極意を伝授することに。
若い方は、動きも活発です。着崩れず、苦痛でなく浴衣が楽しめるように一工夫!
*浴衣に衿芯を入れる。
*バストはなるべく平らになるように。(和装ブラがなければカップなしのスポーツブラかチューブブラを。)
*ウエストのくびれを補整する。(タオルを縦半分に折り、ガーゼ紐を通す。)
*ヒップにも補整をする。(タオルを三角にたたみ、ガーゼ紐を通す。)
これだけで浴衣姿が美しくなると同時に、腰ひもが痛くありません。今回は紐類はウエストベルトときものベルトの2本のみ使用。タオル補正で苦痛なく着ることができ、少々活発に動いても着崩れません!
次回は自分できれいに着れるように、お友達にも着付けてあげられるようにと、着付けのポイントを説明しながら進めました。
帯は「昨年は、ネットを見ながら蝶結びにしたけどフツーだったので、今回は蝶結び以外の結び方で!」との依頼に応えて『折り鶴』を結びました。
予約時と当日に、『折り鶴』のお稽古をしました。
さすが九工大生!!複雑な結び方を直ぐに理解しました。
「髪はショートだから、このままで・・・・」と言っていたけど、少し逆毛を立ててトップにボリュームをつけて、サイドをジェルで整えたらグッと浴衣に似合うショートヘアーになりました。
(折り鶴)
出発前に紫えん華特性オニギリを食べているところへ、甚兵衛姿の彼が下駄を鳴らしてお迎えに。彼も呼び込んで一緒にオニギリを!
「ねぇねぇ、工大生のお二人さん!お店のPCをバージョンアップしたら訳わからなくなって困ってるのだけど…」と相談すると、彼曰く『やっちゃいましたか!バージョンアップはしなくていいですよ。』と言いつつチョチョイと教えてくれました。『お店の前を通るので分からないときは呼んでください!』とやさしいお言葉!ここでもさすが九工大生と感心した次第です。
今回は教えたり、教えられたりで充実のひとときでした(*^-^*)
| 15:51
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