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「どぼん染」大成功!

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(20代の頃の付け下げ訪問着)         (染めました!)
20代の頃、お母さまが誂えてくれた訪問着です。30年経過して所々にシミが見られ、年齢的にも色合いが少し可愛くなり、タンスに眠ったままになっていました。

この度、染め替えてもう一度袖を通したいとご相談がありました。
染め替えだと一旦着物を解いて➝洗い張りをして➝染め替えて➝お仕立てという工程になり、経費もかかります。
幸い、20代のプロポーションをキープしていたので、お仕立て直しの必要はありません。では、どぼん染(丸染)をしてみては?と早速業者さんに相談。

業者さん曰く、「どぼん染は、本人さんのイメージ通りには染まらないこともありますよ。色見本帳の通りには染まらないことをご理解の上お預かりします。」と念押しをされました。「洗い張り代や八掛・胴裏代、お仕立て代が不要なのでお得ですが。」とオイシイことも少し入れて決断を迫るところはさすがプロです。

はるみさん:「このままでは着ることが出来ないので、経費を抑えて蘇らせることが出来たら嬉しい!出来るだけ希望の色に染めて欲しい。」

かくして仕上がった<どぼん染(丸染)>の成果をご覧ください。
嬉しいことに見本帳の色とほぼ同じ色に染めあがりました。花模様も白っぽく浮き出て大人の品が漂っています。
お母さまの想いがこもった大切なお着物が蘇りました。これからは活躍の場面も増えることでしょう(^_-)-☆

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